植え方・育て方
樹木の植え方、育て方など役立つ情報をまとめました。
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育てる庭づくり〜その手順
1.庭の環境(日照・土質・風当たり・傾斜など)を調べる。
■土質が良くない場合は、土の入れ替えが必要になることもある。
2.庭に求めるもの(シンボルツリー・木陰、子供が遊ぶ芝生、花壇、目隠しなど)から基本レイアウトを決定。
3.日当り、風当たりなどの庭の環境にあった樹種(中高木・低木)を決定。
4.植え付け時期、順序の検討
(先に大きい木を植える。低木類は後でもよい)
■大きい木ほど適期(落葉樹は11〜12月・3月、常緑樹は3〜6月)に植えると活着がよい。
■根の浅い低木類は、寒冷地では春植えの方がよい。
■コンテナ栽培は植える時期を比較的選びません。
5.植え付け。
6.根づくまでの管理。(植え付けた年は水やりが必要です)
※低木や将来育てたい中高木などを、植え加えながら、庭を育てましょう!
樹木の選び方
庭づくりには、まず移植適期に露地栽培樹木を植えて庭の骨格をつくり、その後コンテナ樹木をご自分で追加していくと、コストを抑えてバリエーション豊かな庭を実現できます。
ガーデニング用樹木は、おもに露地栽培とコンテナ栽培の2つの栽培形態があります。
コンテナ栽培樹木
■コンテナ栽培の樹木は、あらかじめポリポットなどの容器で栽培されていて出荷の際に根を切らないので、年中いつでも植付けが可能です。
中高木類でも高さおよそ1.5m以下の苗木や、低木類は、コンテナ栽培です。
露地栽培樹木
■露地栽培の樹木は、露地の畑に植えて栽培したもので、堀り上げて根巻きをした姿で出荷されます。庭の主役となる背の高い樹木(高さおおむね2.0m以上)は露地栽培です。
■掘り上げる際に多かれ少なかれ根を切るので、木を傷めず出荷できる時期が限定されます。(たとえば落葉広葉樹は11月〜3月の落葉期、常緑広葉樹は3〜9月までの新芽が伸びていない時期、針葉樹は3〜4月と9〜12月が基本の出荷時期です。)
■移植適期以外に出荷するために、根回しや移植をあらかじめ行うこともしていますが、毎年すべての木を根回ししきれません。移植適期以外の出荷の場合、あらかじめ移植してある木のなかで選んでいただくことになります。
■移植適期に植えられるように予定を立てるために、事前に圃場の木からお気に入りを選んでいただき、予約することをおすすめします。
また、植えたあとの水やりなどの管理の手間についても、移植適期でない夏などに植えるよりは、秋遅くや春先の移植適期に植える方が少なくてすみます。
楽しみながら庭を育てていきましょう!
樹木の植え方
■苗の根鉢より
ふたまわりほど大きな穴を掘る。
■ちゃんと入るか確認!
■掘りあげた土から石を取り除き
腐葉土などをまぜる。
■穴の周囲は水がたまりやすいように
少し盛り上げておく。
■腐葉土などの混ざった土も底に敷く。
■苗を穴に埋める。
■苗の根元と地面は同じ高さに。
■水はたっぷり。
土がドロドロするくらい与える。
■底まで水が行き渡るよう
棒やスコップで苗の周囲をつつく。